RPCI(Response Practice for Cyber Incidents)は、NICTが有するサイバーセキュリティに関する技術的知見、研究成果、研究施設等を最大限に活用し、実際に起きた攻撃事例などに基づいて設計した情報処理安全確保支援士の資格更新のための特定講習です。
実際にあったインシデントを想起させるリアルな攻撃シナリオによるサイバー攻撃に対し、組織のネットワーク環境を模した演習環境の下、4人一組のCSIRTチームの一員として、実機を用いて攻撃の痕跡を調査する実践的なインシデントハンドリングを行います。
自ら手を動かし実際の対応に
近い体験をすることで、
多くの気づきや学びを
引き出せるプログラムです。
最大4人1組のチームで
1人1人が異なる役割を
持って課題に取り組みます。
実際のインシデント対応で
重要となる情報共有や、
メンバー間協力のコツを
実践的に学習できます。
組織のネットワーク環境を
模した演習環境の下、
事実を明らかにしながら
セキュリティインシデントを
紐解いていきます。
実際の機器やソフトウェアを
操作しながら、検知から
展開していくリアリティの
ある体験ができます。
演習中はチームごとに
担当チューターが進捗を
見守り、課題の進行を
サポートします。
受講料 | 88,000円(税込) |
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開催場所 | 東京都中央区日本橋(第10回1/23(金)除く)、大阪市北区(第10回1/23(金)のみ) |
講習形態 | 集合形式(当日) ※別途オンライン事前学習あり |
受講日数 | 1日 (演習時間10:00~18:00) ※9:00受付開始 |
受講時間 | 8.6 時間 |
講習の理解・習得 のために推奨される 実務経験 |
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推奨される知識・技術 | コンピューターとネットワーク(特にWindowsとTCP/IP)及びサイバーセキュリティに関する基礎知識。また、推奨として、Linuxコマンドの知識 |
受講者に対する サポート体制 |
当演習はハンズオンがメインの演習であり、当演習を受講する際に必要となる知識のほか、インシデントハンドリングに役立つツール・コマンドの使い方を含めた事前学習資料を受講者に提供します。 加えて、集合演習当日は、講師以外に複数名のチューターが操作方法等のサポートを実施します。 |
ITSS+ (セキュリティ領域) の分野との対応 |
・セキュリティ監視・運用 ・脆弱性診断・ペネトレーションテスト ・セキュリティ統括 |
教育効果の把握方法 (修了評価) |
①到達目標に対する技術・知識の到達度の把握・測定方法 ・出席率 ・実機による実習状況 ・確認テスト ②修了認定の判断基準(出席率、修了テスト等の具体的な判定基準) 以下の条件をすべて満たすことで受講証明書を発行する ・確認テストを受けること ・確認テストの時間を除いた演習時間のうち9割以上出席すること ③修了認定基準に満たない受講者への措置 ・措置無し ・受講証明書の発行対象としない ④修了証の交付方法 ・当日、演習終了後に手交 |
ハンズオンがメインの実践的な演習プログラムをご用意しました。
事前学習は2025年度より全面リニューアルしました。
※2025年度は、2026年1月26日(月)正午まで事前学習サイトへのアクセスが可能です。演習後の復習にもご活用いただけます。
※時間はおおよその目安です。開催回によって開始時間や終了時間等が異なる場合がございます。
また、終了時間は、当日の進行によって多少前後することがございます。
RPCIを受講すると以下の取得が可能です。